なぜ環境ISOなのか
ISOに企業が取り組むのはわかるが、大学でに取り組むメリットはあるのか、疑問をもたれる方もおられることでしょう。企業がISOに取り組む大きなメリットは、環境負荷を減らすとともに、生産コストを下げ、企業イメージ、製品イメージがアップするなど、目に見える効果があげられます。大学はどうでしょうか。
大学は教育機関ですから、紙は使いますし、エネルギー面や環境負荷の低減努力は微々たるものかもしれません。しかし大学であるからこそできることがあります。教育機関として、滋賀大学教育学部には1,500人近くの人が学び働いています。その環境負荷を減らしていくことは、ISOと関わりなくやらなければならないことです。
環境を学び、環境教育、環境学習に寄与できる学生を養成し、環境スキルを身につけた学生を輩出していくことは、地球環境にとって、大きなプラス効果を発揮することができるのです。教育学部で、環境を深く学び、環境スキルを身につけた人材を養成することは、地球環境にとって、大きなプラスの貢献になるのです。とりわけ琵琶湖という日本一大きな淡水湖を抱える滋賀県、ここに立地する大学として、取り組んでいく意義は大きいものがあります。環境教育、環境学習を指導できる人材を養成すること、環境に関する教材を開発していくこと、地域の学校、職場でその力量を発揮できる人材を養成することが、滋賀大学としてISO14001に取り組む大きな目的です。
滋賀大学では、環境学習支援士制度も2年目に入りました。今年度末には、初の支援士修了生が誕生します。ISOを取り組む中で、内部環境監査委員資格を持った学生も育ちつつあります。ISO14001が取得できれば、大学のイメージアップも期待できます。琵琶湖を守り、地球の環境を守っていく大きな戦力になることでしょう。
教育機関でISOを取り組むことは、環境マインド・環境スキルを持った学生を世の中に送り出すことであり、将来何倍にもなって成果が返ってくることを期待できます。
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